ビリャレアル・久保、首位浮上に導く芸術アシスト!地元紙満点評価、代表戦でも輝き放つ
2020年11月07日 05:30
サッカー
試合前、本拠スタジアムはバケツをひっくり返したかのような豪雨に見舞われた。芝生には瞬く間に水が浮き、試合開始が1時間10分も遅れる事態に。序盤はボールが走らず、パス回しにも苦労したが、久保は徐々に悪条件のピッチにも適応。後半は決定的なパスを繰り出すなど、持ち味を発揮した。
地元紙アスでは満点の「3点」をつける最高評価。「まるで濡れた芝が芸術的な動きをするための氷のリンクのよう。ピッチの4分の3は久保のものだった」と絶賛。エメリ監督も「今日は我々の試合でより完璧なものだった。若手、ベテランのバランスが取れた最高のゲーム」と満足そうだった。
久保は8日の敵地ヘタフェ戦後、日本代表のオーストリア遠征(13日=パナマ戦、17日=メキシコ戦)に合流する。クラブでの出場機会に恵まれないまま臨んだ10月のオランダ遠征では、2試合で得点に絡むことなく試合勘不足も露呈した。今回は違う。先月22日のシワススポル戦から、欧州リーグでは3戦連続の先発出場。本来の輝きが期待できる。