日本代表のMF伊東純也(27=ゲンク)が、定位置確保を誓った。オーストリア遠征2日目の11日、伊東は練習前にオンラインで取材対応。オランダ遠征に続き、約1カ月ぶりの招集に「まだ(代表招集は)当たり前ではない。チームで常に結果を残さないといけないし、代表でもいいプレーをしないといけない。常に危機感を持ってやっている」と、表情を引き締めた。
先月の国際親善試合2試合に出場。持ち味のスピードを生かしたプレーで、右ウイングバックとして存在感を発揮した。それでも、伊東は「チームが勝ったのは良かったと思うが、結果の部分では満足していない。アシスト、得点ができずまだまだ」と振り返る。今合宿はコロナ禍の影響でMF堂安律(22=ビーレフェルト)が不参加だけに、右の最有力候補として定位置確保を誓った。