日本サッカー協会の田嶋幸三会長が5日にオンライン取材に応じ、4日のFIFAの理事会で21年のクラブW杯が日本で開催されることが決まったことについて言及した。「日本では東京五輪のレガシーであるスタジアムや、運営能力がしっかりしていること、そして日本がこのクラブW杯を育てたのだということも改めてジャンニ(インファンティーノ)会長が言ってくださった」と決定の経緯について明かした。
当初は出場チーム数を拡大して中国で開かれる予定だったが、新型コロナ禍の影響もあり再調整。従来通りの7チームとなり、21年にサッカー協会の設立100周年を迎える日本が選ばれた。日程については「ヨーロッパのカレンダーからすると、12月のクリスマス前の一番近い週末で終わらなければいけないというのが今までの流れ。一応そこの方向で考えている」と説明。観客については「できればフル(満員)で入れたいですね」と話した。