C大阪が来季の新戦力として、J2東京Vを今季限りで退団することが濃厚となった元日本代表FW大久保嘉人(38)の調査をすることが4日、分かった。大久保にとってC大阪は、国見高卒業後に加入した最初のクラブ。関係者によると、クラブ首脳は古巣に呼び戻してプレーさせることを望んでおり、交渉に発展する可能性があるという。
ケガもあった今季はJ2で18試合に出場し無得点。ただし、13~15年には川崎Fで3年連続得点王に輝くなど実績は十分で、本人も現役続行を希望する。04年の最終節新潟戦でJ1残留を決めた2得点など、今なおC大阪サポーターの記憶に残っている大久保。J1で戦うことになれば、あと15ゴールとなっているJ1通算200得点達成の期待も懸かる。