守田 ポルトガル1部へ完全移籍、川崎Fのリーグ制覇支えたボランチ
2020年12月30日 02:00
サッカー
サンタクララは大西洋に浮かぶポルトガル領アゾレス諸島に本拠を置くクラブ。1部での実績は乏しいが、18~19年シーズンに16年ぶりの1部復帰を果たすと、昨季は18チーム中9位でフィニッシュ。今季も前節まで8位と奮闘している。基本布陣は川崎Fと同じ4―3―3。川崎Fで培った経験を糧に、守田は満を持して海を渡る。
◆守田 英正(もりた・ひでまさ)1995年(平7)5月10日生まれ、大阪府高槻市出身の25歳。金光大阪高から流通経大に進学し、18年に川崎F入り。1年目から頭角を現しチームのリーグ連覇に貢献。今季も主力として活躍し自身2度目のリーグ優勝を果たし、ベストイレブンにも選出された。18年9月に日本代表に初招集。同11日のコスタリカ戦でデビューした。国際Aマッチ3試合に出場し得点はなし。利き足は右。1メートル77、75キロ。
▽クルーベ・デスポルティボ・サンタクララ 本拠地はポルトガル・アゾレス諸島ポンタデルガダ。創設は1921年。国内タイトルは00~01年シーズンの2部優勝のみで国際タイトルはなし。18~19年シーズンに16年ぶり1部復帰。指揮官はポルトガル人のダニエレ・ラモス監督(50)。ホームはエスタディオ・デ・サンミゲル(約1万3000人収容)。