東海大、下克上全国V 1部法大撃破!大学サッカー全国大会

2021年01月24日 05:30

サッカー

東海大、下克上全国V 1部法大撃破!大学サッカー全国大会
全国大会「#atarimaeni CUP」で優勝トロフィーを掲げる主将のDF米沢哲哉(中央)ら東海大イレブン Photo By スポニチ
 【#atarimaeni CUP決勝   東海大1―0法大 ( 2021年1月23日 )】 大学サッカーの全国大会「#atarimaeni CUP」の決勝が23日、東京・味の素フィールド西が丘で無観客で行われ、関東2部の下位にあたる神奈川県リーグ所属の東海大(関東第9)が1―0で法大(関東第7)に勝ち、00年度の総理大臣杯以来となる全国優勝を果たした。県リーグからの全国優勝は史上初。32校が出場した今大会は夏の総理大臣杯、冬の全日本選手権の代替大会として開催された。
 東海大は、大学サッカー史上最大の下克上を完結させた。後半27分にシュートのこぼれ球を右足で押し込み、決勝点をもぎ取ったDF水越陽也(3年)は「みんなが一つになった結果。県リーグだから負けていいではなく、強い気持ちを持って戦った」と胸を張った。多数のJリーガーを輩出する名門ながら近年は低迷し、19年に関東2部から降格。20年前の日本一も指揮した今川正浩監督が再就任し、粘り強い守備と走力アップを掲げ強化した。ロングスローなどセットプレーを武器に上位校を次々撃破。「相手を気にせず戦えるチームになった」と教え子たちを称えた。

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