ボローニャ冨安 ユーベに惜敗も…C・ロナウドと2度目の対戦、守備で“魅せた”
2021年01月24日 22:54
サッカー
リーグ9連覇中の“絶対王者”に挑んだ冨安はこの日、4バックの左CBとしてプレー。2トップの左に入ったC・ロナウドとは直接マッチアップすることは少なかったが、代わり対峙したFWクルゼフスキ(20)を徹底マーク。スウェーデン代表期待の若手を見事に抑え込んだ。
試合は前半15分、MFアルトゥール(24)のシュートが味方に当たって方向が変わりGKが反応できず失点。1点を追いかけるチームは後半から冨安を右サイドバックにポジション変更させた。
すると冨安は後半5分、ドリブル突破を図るC・ロナウドから上手く体を入れてボールを奪取。自陣でのコーナーキックでもC・ロナウドとマッチアップし、シュートを打たせず。同29分にもC・ロナウドと対峙し、鋭いクロスからあわや失点という場面を作られるなど“反撃”を受けたが、2度目の対決となった今回も試合を通して安定感あるプレーを見せつけた。
後半26分にもコーナーキックから失点し前回対戦の“リベンジ”とはならなかったが、冨安はこれでカップ戦を含め今季公式戦21試合全てフル出場。セリエAのフィールドプレーヤーとして開幕からフル出場を続けているのは、ベネベントのポーランド代表DFグリク(32)と冨安の2人だけ。次節にはACミラン戦(30日)を控えており、元スウェーデン代表FWイブラヒモビッチ(39)との対戦にも注目だ。