冬の欧州移籍市場 5大リーグ“総額”は昨年から約600億円ダウン 移籍金最高額はウェストハムMF
2021年02月03日 02:08
サッカー
同じプレミア勢からはマンチェスター・ユナイテッドがイタリア1部アタランタからFWアマド・ディアロ(18)を移籍金2100万ユーロ(約26億5500万円)で獲得。こちらは出来高を含めると最大4100万ユーロ(約52億円)の大型契約に。他にはアストンビラがフランス1部マルセイユからMFモルガン・サンソン(26)を移籍金1800万ユーロ(約22億7000万円)で獲得。これら3つの完全移籍がプレミアリーグ総額の7割近くを占めた。
また、スペイン1部は移籍金2045万ユーロ(約25億6000万円)しか使っておらず5大リーグで最も低い金額に。レアル・マドリードとバルセロナは揃って1人も獲得しなかったことが響き、昨年と比べリーグ全体の支出が84%以上減少した。世界に名をはせたビッグクラブであっても経済的ダメージが大きかったことを感じさせる移籍市場となった。
<スペイン紙アスが報じた5大リーグ移籍金総額>
プレミアリーグ(英1部) 8446万ユーロ(約106億円7000万円)
セリエA(イタリア1部) 7768万ユーロ(約98億2000万円円)
ブンデス(ドイツ1部) 4790万ユーロ(約60億5000万円)
フランス1部 2900万ユーロ(約36億7000万円)
スペイン1部 2045万ユーロ(約25億6000万円)