【プレミアリーグ サウサンプトン1―1チェルシー ( 2021年2月20日 )】
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実(26)が、元アーセナル監督の名将ベンゲル氏から絶賛された。20日のチェルシー戦に左MFで先発。前半33分、相手DFの間を抜けながらパスを受けるとDFとGKの位置を2度確認してから、冷静にゴールに流し込んだ。
地元紙リバプール・エコーによれば、ベンゲル氏は「南野のゴールは私の好み。彼の心の中には芸術家がいる」と高く評価した。レンタル移籍後はこれで3戦2得点。しかもこの日は強豪チェルシーから勝ち点1を奪い、連敗を6で止める原動力となった。
試合後、ハーゼンヒュットル監督も「ボールをキープしている時、彼は素晴らしい動きをする。あの得点は典型的な、まさにタキらしいゴール」と評価。南野が新天地での存在感を増している。