Eフランクフルト鎌田 世界王者バイエルン撃破弾 得点&勝利は日本人初「可能性は無限大」
2021年02月22日 05:30
サッカー
リーグ戦5試合連続の先発でダブルトップ下の一角に入り、後半終了間際までプレー。負傷欠場した今季18点のポルトガル代表FWシウバの穴を埋めた。今季8アシストはリーグ5位タイ。日本人選手がリーグ戦でBミュンヘンから得点するのは通算7人目だが、勝利につなげたのは鎌田が初の快挙となった。
地元紙フランクフルタールントシャウでは鎌田について「多くのアイデアを持ち、イレブンに良い効果を与える」と報じた。後半は押し込まれる展開が続いたが、ヒュッター監督も「我々は世界レベルのチームを倒せて幸せだ」と興奮気味に話した。
主将マークを巻いた長谷部はリーグ戦に11戦連続で先発し、ダブルボランチの一角としてフル出場。クラブを通じ「日本人としてもテニスの大坂なおみ選手、スキージャンプの小林陵侑選手が世界一になったので、僕も世界一のチームに勝ちたいなって思っていた」と語った。指揮官は「37歳で1週間に3試合ボランチでプレーする選手は、もう1シーズンプレーできる」と契約延長にも言及。日本人コンビが欧州CL出場を目指すチームをけん引している。