C大阪・大久保 長期離脱も…ダービーで左太腿裏痛め前半23分に交代 試合も痛恨ドロー
2021年05月03日 05:30
サッカー
「試合の直後ということもあって、正確な診断は出ていない。明日、ドクターからの報告を聞いてみないと分からないが、筋肉系のケガであるとは聞いている」
試合後、大久保の状態を問われたレヴィー・クルピ監督はそう答えた。前半5分、そして同9分と好機に絡んでいた38歳。3日にも病院で精密検査を受けることになるが、左太腿裏を肉離れしていれば、長期離脱を強いられることになる。
開幕から5得点を挙げていたチーム得点王を欠き、前半45分にはFW豊川のPK失敗もありながら、C大阪は後半29分に先制。無観客ダービーの白星へと近づいたが、同37分にPKを献上。これをFWパトリックに決められて追いつかれた。チャンスの数では大きく上回っていただけに、悔しすぎるドローとなった。
「選手の能力を考えれば、両チームとも攻撃において、もっともっと力を出せると思う。そういう意味でも、引き分けは妥当な結果だった」
かつてG大阪でも指揮を執ったクルピ監督は、勝ち点1という結果を淡々と受け止めた。MF坂元の復帰や新外国人タガートのデビューもあったが、まだまだチームは発展途上。選手起用を含め、模索は続く。