劇的結末!福岡・渡 後半ATに移籍後初ゴール、オフサイド一転VARで得点認定

2021年05月16日 05:30

サッカー

劇的結末!福岡・渡 後半ATに移籍後初ゴール、オフサイド一転VARで得点認定
<仙台・福岡>試合終了間際、VAR判定でゴールが認められ、ガッツポーズの福岡・渡 Photo By 共同
 【明治安田生命J1第14節   福岡1―0仙台 ( 2021年5月15日    ユアスタ )】 劇的な結末に今の福岡の勢いが象徴されていた。後半アディショナルタイム。左サイドからのクロスのこぼれ球を渡が押し込んだが、オフサイドの判定。約3分40秒のVAR判定により、得点と認められると、渡は両手を広げて雄叫びをあげた。移籍後初ゴールでクラブの記録を塗り替えるJ1・5連勝に貢献。「自分らしいゴール」と胸を張った。
 今季大分から加入したが、ここまで得点はなかった。前節まで3試合連続でスタメン出場。この日は後半28分から途中出場した。「(連勝中の)チームの流れに乗りたい」と攻守にハードワークしながらチャンスをうかがう中で得点は生まれた。渡は「(得点を)取れるところを取っていきたい」と語った。

 長谷部監督は「連勝している要因に渡の活躍があったが、彼自身は得点を取れていなかった。さらに飛躍してくれると思う」と今季初ゴールの意義を強調した。

 前半から一進一退の攻防が続いたが、GK村上の好守などで無失点でしのぎ、劇的なゴールが生まれた。3試合連続無失点と攻守がかみ合っている。5連勝は、九州のJ1チームで初めての快挙にもなった。長谷部監督は「ここからいくつも(連勝の記録を)塗り替えていけるように、いい準備をしていきたい」と気を引き締めた。

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