奥埜だ!チアゴだ!C大阪、2発快勝!3年ぶりACLで白星発進 クルピ監督「また良い準備をしたい」

2021年06月25日 05:30

サッカー

奥埜だ!チアゴだ!C大阪、2発快勝!3年ぶりACLで白星発進 クルピ監督「また良い準備をしたい」
<広州FC・C大阪>後半24分、ゴールを決め、天に向かってポーズを決めるC大阪・チアゴ(C)CEREZO OSAKA Photo By 提供写真
 【ACL1次リーグ J組   C大阪2-0広州FC(中国) ( 2021年6月24日    タイ・ブリラム )】 東地区1次リーグが行われ、J組のC大阪は広州(中国)と対戦し、2―0で勝利した。ユース所属選手中心の構成で臨んだ相手に対し、前半15分にMF奥埜博亮(31)が先制点を奪うなど、セットプレーを生かして2得点。3年ぶりに出場した大会で白星発進した。
 未知数の“2軍”にしっかりと勝ちきった。タイで集中開催となった1次リーグの初戦は、前半15分にMF原川の蹴ったCKを奥埜が頭で合わせて先制点をマーク。後半24分には、原川のCKを今度はDFチアゴが頭でねじ込み追加点を奪う。守っても堅実に完封しC大阪が白星スタートを切った。

 「相手の情報は多くなかった。勝利という重要な結果は出たが、チームはまだ成長過程にある」

 好発進にも表情を緩めることはなかったレヴィー・クルピ監督。過去に2度のACL制覇を誇る広州には14年と18年の対戦で敗れている。だが、今回は状況が違った。国内リーグが同時進行されているため、広州は22歳が最年長で、16歳の選手などユース所属を中心に構成。元イタリア代表のカンナバロ監督も不在だった。その相手に流れの中から豪州代表FWタガートや元日本代表FW大久保らにゴールは生まれなかったものの、何より求めていた「結果」を手にした。

 前日会見ではクルピ監督が突如、今季限りでの退任を示唆するなど予期せぬこともありながら、まずは初陣を制した。「これからどう戦っていくか。また良い準備をしたい」と指揮官。クラブにとってACLは4度目の出場で、最高成績は11年のベスト8。過密日程の1次リーグを突破し、その先を狙う。

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