奥埜だ!チアゴだ!C大阪、2発快勝!3年ぶりACLで白星発進 クルピ監督「また良い準備をしたい」
2021年06月25日 05:30
サッカー
「相手の情報は多くなかった。勝利という重要な結果は出たが、チームはまだ成長過程にある」
好発進にも表情を緩めることはなかったレヴィー・クルピ監督。過去に2度のACL制覇を誇る広州には14年と18年の対戦で敗れている。だが、今回は状況が違った。国内リーグが同時進行されているため、広州は22歳が最年長で、16歳の選手などユース所属を中心に構成。元イタリア代表のカンナバロ監督も不在だった。その相手に流れの中から豪州代表FWタガートや元日本代表FW大久保らにゴールは生まれなかったものの、何より求めていた「結果」を手にした。
前日会見ではクルピ監督が突如、今季限りでの退任を示唆するなど予期せぬこともありながら、まずは初陣を制した。「これからどう戦っていくか。また良い準備をしたい」と指揮官。クラブにとってACLは4度目の出場で、最高成績は11年のベスト8。過密日程の1次リーグを突破し、その先を狙う。