浦和 快勝で公式戦8戦無敗 MF汰木、自身初ヘッド弾に「平川コーチが1カ月練習付き合ってくれた」

2021年09月11日 21:13

サッカー

浦和 快勝で公式戦8戦無敗 MF汰木、自身初ヘッド弾に「平川コーチが1カ月練習付き合ってくれた」
<横浜FC・浦和>前半34分、汰木がヘディングで先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第28節   浦和2―0横浜FC戦 ( 2021年9月11日    ニッパツ )】 浦和は11日、アウェー横浜FC戦に2―0で快勝した。前半34分、MF汰木康也(26)が小泉のクロスに「頭」を合わせて先制。後半44分には相手FKを防いだ直後にカウンターを発動。途中出場のMF大久保智明(23)がユンカーのシュートのこぼれ球に反応し、落ち着いて無人のゴールに流し込み、勝利を決定付けた。
 汰木のヘッド弾はまさに練習のたまものだった。ドリブラーにとって「頭」でのゴールはJ2山形時代も含めて初めてという。「ここ1カ月、平川コーチがヘディング練習に付き合ってくれたので。練習では1本も入っていませんでしたが…(苦笑)。良く付き合ってくれたな、と。前線の距離間が良くなって来て自分が中に入って行くシーンが増えてる。プレーの幅が広がった」と胸を張った。

 大卒ルーキーの大久保にとってはこれが記念すべきJ1初ゴール。「前節の湘南戦(8月29日)で決定機を外しているのでホッとした気持ちが大きいです。(当初は)試合に出るのも大変でしたが、ブレずにやって来て良かった。キャスパー(ユンカー)へのパスは短くなってしまったんですが、うまくこぼれてききました」と笑顔を見せた。

 守ってもリーグ戦では4戦連続無失点での快勝劇。公式戦の連続無敗も8に更新した。試合後、ロドリゲス監督は「選手は最後まで集中力を切らさず戦った。完璧なチームに近づきつつある」と手応えを口にしていた。

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