なぜ鹿島だけ無観客?独自の非常事態宣言下の茨城県で生まれた対応の違い
2021年09月11日 23:59
サッカー
そのため、今月5日のルヴァン杯準々決勝名古屋との第2戦から無観客での開催となった。18日のG大阪戦、22日の川崎F戦は上限5000人の有観客での開催が決定したが「来場者にはワクチン2回接種後2週間経過の証明、または試合前1週間以内のPCR検査もしくは、抗原検査の陰性証明」が、県から条件として要請された。
だが、問題なのは同じ茨城県内で対応が違うということだ。県のホームページにはカシマスタジアムなど「県有施設」には「ワクチン2回接種後2週間経過の証明」など厳しい条件を明記しているが、ケーズデンキスタジアムなどの「市有施設」には設けていない。「県有施設」か「市有施設」かで整合性がとれていなければ、せっかくの対策も意味を成さないのではないだろうか。
Jリーグは感染拡大防止のため、科学的エビデンスに基づいたガイドラインの上で試合運営を行ってきた。もちろん、自治体から制限のより厳しい要請があった場合、協議の上、原則自治体の要請に従う。しかし「不公平」が生まれればクラブも、サポーターも納得できないはずだ。(清藤 駿太)
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