横浜・宮市がJデビューも痛恨の敗戦「歯がゆさある」 首位・川崎Fとの勝ち点4差に

2021年09月18日 22:10

サッカー

横浜・宮市がJデビューも痛恨の敗戦「歯がゆさある」 首位・川崎Fとの勝ち点4差に
 名古屋―横浜M 後半、名古屋・宮原(右)と競り合う横浜M・宮市=豊田 Photo By 共同
 【明治安田生命J1リーグ 第29節   横浜1ー2名古屋 ( 2021年9月18日    豊田ス )】 明治安田生命J1リーグが行われ、2位の横浜は敵地で名古屋に1―2で敗れた。ボールを支配する時間は長かったが、得点は後半27分に右CKから途中出場の元日本代表FW杉本健勇(28)が頭で奪った1点のみ。開始15分までの失点は3試合連続と課題を残した。1試合消化が多い状況で1差に詰めていた川崎Fとの勝ち点は、4差に拡大した。
 敵地で手痛い今季4敗目となったが、後半10分に元日本代表FW宮市亮(28)が待望のJリーグデビューを果たした。中京大中京高からJリーグを経由せずにイングランドの名門アーセナルに渡り、欧州のクラブを渡り歩いた。ドイツ2部ザンクトパウリを退団して今夏、完全移籍で加入。出身地の地元・愛知で、特別な瞬間を迎えた。

 両親も観戦に訪れていたという一戦。宮市は「デビューできたことを嬉しく思いますけど、チームは負けてしまった。途中から出場しましたけど、なかなかゲームに入り込めず、歯がゆさは正直ある」と率直に振り返った。スペースを消され、持ち味の快足は生かしきれず。「早めにクロスをあげるところだったり、もう少しクロスの質は上げていかないといけない」と課題を口にした。

 初めて味わったJリーグの強度については「展開的にも間延びする時間帯が多かったけど、強度に関しては激しい。自分も本当に早く慣れていかないといけない」と話した。次節は25日の横浜FCとのダービー戦。「一戦一戦が大事になってくる。しっかりリカバリーして、1日1日大事にして、また来週の試合に向かっていきたい」と切り替えを誓った。

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