なでしこジャパン池田太新監督下で始動 代表候補合宿 

2021年10月18日 19:33

サッカー

なでしこジャパン池田太新監督下で始動 代表候補合宿 
<サッカー女子日本代表練習>笑顔で練習を見つめる池田監督(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は18日、千葉県内で候補合宿をスタートした。今夏に東京五輪を戦ったメンバーからの選出は10人のみで、熊谷紗希(31=Bミュンヘン)ら海外組を除く、国内組23人を招集。1日に就任が発表された池田太新監督(51)の下、新たな顔ぶれも加わった“新生なでしこジャパン”が始動した。
 活動初日のこの日は、約1時間のトレーニングで調整。練習前には過去の日本代表のビデオを全員で視聴し、「これからの未来、歴史をつくっていこう」と士気を高めたという。初練習を終えた池田監督は「ある程度の緊張感はあるが、それよりもスタートできる喜びがある」と新指揮官としての素直な心境を明かした。

 ベスト8に終わった東京五輪から、約2カ月。田中美南(27=INAC神戸)ら実力者が選出された一方、13人の新たな顔ぶれもそろえた。「WEリーグも始まって、その中で自分の特徴、強み、武器を出している選手を招集した」と好調の選手を積極的に選出。「自分の良さをチームのコンセプトにうまくアジャストさせながらやれれば」と期待を寄せた。

 23年W杯、24年パリ五輪での躍進が期待される。初陣となる海外遠征が来月に控え、チームつくりの時間が限られているだけに「攻撃とか守備とかピンポイントではなく全体のチームコンセプト、このチームが目指していく全体像を伝えていければ」と話した。

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