マンUが96年ぶりの屈辱 リバプールに0―5の大敗、スールシャール監督は解任危機

2021年10月25日 13:15

サッカー

 【プレミアリーグ   リバプール5―0マンチェスター・ユナイテッド ( 2021年10月24日    英国・マンチェスター )】 マンチェスター・ユナイテッドが歴史的な大敗を喫した。ホームのオールド・トラフォードでリバプールに0―5で敗戦。「ナショナル・ダービー」とも言われ、人気と実績を誇る名門同士の対戦では1925年に0―5で敗れて以来、96年ぶりだったが、この時はアウェーが舞台で、ホームでは史上初の屈辱となった。
 開始5分でサラーに先制弾を許すと、プレスがかからずに守備が乱れて次々と失点。前半だけで4点をリードされ、後半5分にサラーのハットトリック達成で0―5とされた。2分後にはC・ロナウドがネットを揺らしたものの、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でオフサイドの判定。後半開始から出場したポグバが15分に退場処分となり、7万3000人のファンが続々と席を立って空席が目立ち始めた。

 18年12月から指揮を執るスールシャール監督は「この選手たちを率いてから最悪の1日。選手個々もチームも良くなかった」とぼう然。昨季はホームでトットナムに1―6で敗れたこともあったが、宿敵相手の大敗に「マンチェスターの男としてはこっちの方がはるかにひどい」とうなだれた。

 最近4試合で1分け3敗と失速して7位。勝ち点14は開幕3連敗で一時最下位に沈んでいたアーセナルに並ばれた。スールシャール監督は「可能な限り早く乗り越えないと」と辞任を否定して巻き返しを誓ったが、解任の可能性が報じられ、崖っ縁に追い込まれた。

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