【富士フイルム・スーパー杯 川崎F0-2浦和 ( 2022年2月12日 日産ス )】
リーグ3連覇を狙う川崎Fが、浦和の高い守備意識に屈した。ボール支配率は上回っても決定機はわずか。直前に選手2人、スタッフ2人の新型コロナ陽性者が出た影響で前々日、前日と練習やケアがほとんどできずに臨んでいたが、日本代表DF谷口は「そこはあまり言い訳にならない。周りはレベルアップしている。自分たちもアップデートしていかないと」と訴えた。
新戦力では唯一、タイ代表のチャナティップが先発。前半の左FWよりも後半に32分の交代まで務めたインサイドハーフで持ち味を発揮した。期待の大きい“タイのメッシ”は「自分のストロングポイントはボールをもらってターンして周りに配球していくこと。今日に限って周りが見えていなかった」と向上を誓った。