クラブ独自の謹慎処分を受けているC大阪の元日本代表MF乾貴士(33)は、13日のルヴァン杯・鹿島戦(ヨドコウ)も欠場する見込みとなった。小菊昭雄監督(46)は「乾に関しては申し訳ないですがノーコメントでお願いします」と多くを語らず「今は良い準備をしている選手たちと良い内容で結果を勝ち取りたい。チームは一体感を持ってやってくれている。試合が今から楽しみ」と話した。
乾は5日のリーグ・柏戦での途中交代に怒りを表し、小菊監督やコーチ陣との握手を拒否。試合後の話し合いでも不満の態度を示したため、7日の練習から参加を禁止されている。現在は反省の色を見せているというが、まだ沈静化には至っていない。
一方、昨年11月に左膝半月板損傷で手術を受けたFWアダム・タガートは時間限定出場で復帰。勝てばプレーオフ進出が決定する大一番は、10日のリーグ神戸戦から大幅にメンバー入れ替えを行う。選手層の厚さで“乾ショック”を振り払う。