川崎F、劇的ドロー発進 右肩脱臼から復帰の車屋AT弾 「自分らしくない」ボレーで大仕事

2022年04月16日 05:30

サッカー

川崎F、劇的ドロー発進 右肩脱臼から復帰の車屋AT弾 「自分らしくない」ボレーで大仕事
<川崎F・蔚山>後半アディショナルタイムにゴールを決めた車屋(右から2人目、AP) Photo By AP
 【ACL・1次リーグI組   川崎F1-1蔚山 ( 2022年4月15日    ジョホールバル )】 15日、東地区が開幕し、I組の川崎Fは蔚山(韓国)に1―1で引き分けた。前回大会の決勝トーナメント1回戦で敗れた相手とのリベンジマッチ。前半21分に失点も、後半アディショナルタイムに復帰戦となったDF車屋紳太郎(30)の得点で追いついた。次節は18日に広州FC(中国)と対戦する。
 土壇場の後半アディショナルタイムに追いついた。左CKを脇坂が蹴り、相手GKがファンブル。後半24分から出場した車屋は「体が勝手に反応した。自分らしくないゴールだった」とすかさず左足ボレーで仕留めた。

 2月18日の開幕・FC東京戦で右肩関節を脱臼し、これが復帰戦。「凄く迷惑をかけたので勢いや何かしら影響を与えたいと思って試合に入った」と話す。56日ぶりのピッチでの大仕事だった。

 前半は独特の暑さの中で蔚山に試合巧者ぶりを見せつけられ、1本のロングボールからあっさり失点。ただ4―3―3に変更した後半は攻勢に転じ、橘田、家長、レアンドロ・ダミアンらがゴールに迫った。効果的な選手交代でもギアを上げ、相手を攻め立てた。

 鬼木監督は「選手の最後まで諦めない姿勢を非常に頼もしく感じている」とし、「勝ち点3を目指したが、ビハインドのところから考えると(1は)大きなものになった。それをどう生かすか」と残り5試合での突破を見据えた。

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