W杯南米予選でエクアドルが無資格選手を起用したとしてチリが調査要求 出場国入れ替え可能性も
2022年05月06日 11:02
サッカー
エクアドル・サッカー連盟はカスティージョの代表資格に問題がないことを主張しているが、規定では資格がない選手を起用した場合は試合結果にかかわらず、対戦相手が3―0の不戦勝として扱われることになっている。同選手が出場した試合を全て対戦相手の勝利として勝ち点を計算した場合は、予選7位だったチリがエクアドルに代わってW杯出場圏の4位に浮上し、エクアドルは最下位の10位に転落する。
18年W杯ロシア大会の南米予選ではボリビアが無資格選手を2試合に起用。ペルーは当該試合に0―2で敗れていたが、のちに3―0の不戦勝に結果が覆り、最終的に5位に滑り込んでオセアニア1位との大陸間プレーオフを制して36年ぶりのW杯出場を決めている。
今回のエクアドルは既にW杯1次リーグの抽選でカタール、セネガル、オランダと同じA組に入ることが決まっており、出場国入れ替えの可能性を含めて成り行きが大きな注目を集めることになりそうだ。