父は30年前開幕戦でプレー…横浜MF水沼 1G1Aで快勝貢献「同じエンブレムで戦えるのは幸せ」

2022年05月14日 19:56

サッカー

父は30年前開幕戦でプレー…横浜MF水沼 1G1Aで快勝貢献「同じエンブレムで戦えるのは幸せ」
<湘南・横浜>前半、先制ゴールを決めガッツポーズする横浜・水沼 Photo By 共同
 【明治安田生命J1第13節   湘南1-4横浜 ( 2022年5月14日    レモンS )】 横浜が4発快勝で“神奈川ダービー”を制し、今季初のリーグ3連勝を飾った。創設30周年を控える「Jリーグの日」を翌日に控え、V川崎(J2現東京V)との歴史的な一戦に父・貴史氏が同じチームでプレーしていたMF水沼宏太(32)が、今季初得点を含む1得点1アシストと活躍。フル出場でチームを勝利に導き、「マリノスも30周年で、今年に懸ける思いは強い。5月15日(Jリーグの日)が一番近い日に、マリノスの選手としてピッチに立って、結果を残せて素直にうれしい」とホッとした表情をのぞかせた。
 立ち上がりこそ相手に何度かチャンスを許したが、GK高丘が好セーブを連発して流れを引き寄せると、前半14分の水沼の先制点を皮切りに、その後は自慢の攻撃力が爆発。その6分後にDF小池龍が2点目を決め、後半に入ってさらにFWアンデルソン・ロペス、FWレオ・セアラが加点した。

 水沼はJリーグ並びにクラブが30周年を迎える今季、「水沼の名前を背負って」という思いを込め、ユニホームの名前を初めて「KOTA」から「MIZUNUMA」に変更。Jリーグ創設30周年を前に存在感を示し「歴史をつくってくれた偉大な先輩たちがいるので、僕らはこうやって戦える。個人的には父がいて、父と同じチームのエンブレムを付けて戦えるのは、幸せなこと。肩を並べるくらい活躍したい」と、あらためて今季に懸ける強い思いを口にした。

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