ドイツが4戦連続で1―1ドロー フリック監督就任後、初めて格下と引き分け「教訓としなければ」
2022年06月12日 12:25
サッカー
ボール保持率65%を記録したドイツだが、シュート数では7―10本と劣り、枠内シュートは1本のみ。1―1の引き分けは3月29日の親善試合オランダ戦から4戦連続となり、3戦3分けで勝ち点3の今大会はイタリア(勝ち点5)、ハンガリー(同4)に次ぐ3組3位と出遅れている。
フリック監督は「ハンガリーはとてもコンパクトに守り、ボールを保持した時にはとても良い切り替えを見せた。我々は確信を持って素早く前進できず、あまりに多くのミスをした」と指摘。「最終的にこの結果に満足しなければ」と嘆いた。
昨夏に就任した指揮官は不敗を12試合(8勝4分け)に伸ばした一方で、就任直後の8連勝はリヒテンシュタイン(192位)、アルメニア(92位)、アイスランド(63位)、ルーマニア(48位)、北マケドニア(62位)、イスラエル(76位)と格下が相手。その後はオランダ(10位)、イタリア(6位)、イングランド(5位)と3戦連続で1―1に終わり、今回は初めて40位で格下のハンガリーとも引き分けた。フリック監督は「我々は成長の過程にいる。昨年9月にチームを構成し始めたことから後退がくるということは明白だった。この試合を教訓としなければ」と語った。
決定機を逃したホフマンは「僕がシュートを打つべきだったと思う。(決めていれば)決勝点になっていただろう」と渋い表情。GKノイアーも「ここで(勝ち点3の)チャンスを計算していたから失望している。ゴールを目指す姿勢に欠けていた」と振り返った。
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