清水 リカルド監督初陣で今季ホーム初勝利「選手のハードワークが素晴らしかった」
2022年06月18日 20:45
サッカー
先制でつかんだ流れのまま積極的に攻撃を仕掛ける。FWサンタナが最前線でボールを受け攻め込む回数が増える。前半41分、MF西沢が「サンタナと目が合った」と、右サイドからクロスにFWサンタナが頭で合わせ、今季4点目となる追加点を奪った。
守備での福岡対策も奏功。得意のサイド攻撃を封じ、2―0で前半を折り返す。後半、選手交代をしながら守るが、同35分、自陣へ持ち込んだ相手FWルキアンを囲んで抑え込むが、こぼれ球を決められ1点差。
しかし、新体制となった清水は違った。リカルド監督の選手采配もピタリ。後半40分、途中出場のコソボ代表・MFコロリが右足で決めて今季3点目で福岡を突き放した。
J1初采配初勝利を飾ったリカルド監督は「この順位を抜け出さないといけないので、勝つことができ、そういう意味でも非常によかったし、いい内容の試合ができた。選手たちが自信をつけて次に迎えると思うのでよかった。選手の献身性に感謝している。短い準備期間だったが、選手のハードワークが素晴らしかった」と、試合後満足げに語った。念願の勝ち点3を得て、新体制の後半戦巻き返しに好スタートを切った。