【Jトピ~データで読み解く】福岡FW山岸 2戦連続1―0決勝弾の必然 リーグ最少失点に前線から寄与
2022年07月13日 06:30
サッカー
10日の京都戦では前半6分、CKのこぼれ球をファーサイドで、右足ダイレクトで決めて2戦連発。2試合連続で1―0勝利の決勝点を挙げる活躍を見せた。これで得点をチーム最多の6とし、すでに昨季のチーム最多だった5点を上回った。4月の京都戦、6日磐田戦に続き1―0での決勝点はリーグ最多の3度目。今季先制した試合の無敗(6勝2分け)に貢献している。
1メートル83の長身を生かした空中戦やポストプレーが魅力で、京都戦では全選手最多タイの空中戦6勝とフィジカルの強さを発揮。今季、敵陣での空中戦54勝は全体4番目とトップクラスだ。足元の技術も高く、試合の組み立て役も担う。空いたスペースを狙うスルーパスはFWではトップの65本。全体でも4番目で攻撃のアクセントを生み出している。
実は守備でも高い数値を残している。前線からプレッシャーをかけ続け、タックル奪取23回はFW最多タイ。アタッキングサード(ピッチを3分割した最も敵陣側)でのタックル奪取10回は全選手の中で最も多く、唯一の2桁と献身的に動きボールを奪っている。
福岡のJ1シーズン日本人最多得点は97年FW上野優作、11年FW岡本英也の8。さらに得点を伸ばし、96年MFトログリオの10点のチーム記録更新にも期待がかかる。
次戦は16日、敵地での湘南戦。3戦連続1―0での決勝弾はシーズンまたぎでの01~02年清水FWバロンのみ。同一シーズンではJ1史上初となる記録達成となるか。(データ提供・データスタジアム)
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