横浜FC・武田英二郎 小中高の“先輩”安倍元首相悼み決意「自分に与えられた仕事を一生懸命やるだけ」

2022年07月16日 13:04

サッカー

 横浜FCのMF武田英二郎が16日、ホーム千葉戦(17日)に向けたオンライン取材に応じた。
 千葉は12年に在籍し、J2で28試合に出場した古巣。「1年だけですけど、僕のプロキャリアで初めて試合にいっぱい出たチームではあるし、すごく特別なチーム」。以後、鳥取、福岡、湘南などでキャリアを重ね、横浜FC在籍5年目の今月11日には34歳の誕生日を迎えた。「千葉にいたときは23、24歳。そのときより体が動いている感覚はある。34歳初試合なので、しっかり勝てるように頑張りたい」。4月の前回対戦では苦戦して1―1で引き分けており、「前半戦、多分一番苦しかった試合が千葉戦だった。今週の練習でも対策はしているので、それをぶれずに出すだけ」と意気込んだ。

 成蹊学園(東京)の出身。奈良市で参院選の街頭演説中に銃撃され死亡した安倍晋三元首相は、小、中、高の母校の“先輩”にあたる。「高校時代に一度、成蹊大学に講演に来たときに握手してもらった。そういう縁があったので、ずっと応援させていただいた。本当にショックで本当に残念。いまだに信じられない」。悲報を受け、「サッカーができる状態でいることはあらためて幸せなこと。自分に与えられた仕事を一生懸命やることしかない。明日(17日)もいい意味で楽しんで、自分のできることを全力でやりたい」と力を込めた。

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