宮市亮 10年ぶり代表復帰に「うれしさと責任感がより高まっています」

2022年07月18日 12:52

サッカー

宮市亮 10年ぶり代表復帰に「うれしさと責任感がより高まっています」
12年以来10年ぶり日本代表に選出された横浜FW宮市 Photo By スポニチ
 あす19日に開幕する東アジアE―1選手権で、10年ぶりに日本代表に復帰したFW宮市亮(29=横浜)が18日、オンライン取材に応じ、現在の心境や意気込みなどを語った。
 中京大中京高卒業後の10年8月に海を渡り、12年にはA代表にも初選出された宮市。だが、その後は度重なるケガに泣かされた。今回は実に10年ぶりの代表復帰。「身が引き締まる思い。うれしさと責任感がより高まっています」と現在の心境を語り、今回ケガで辞退したFW武藤嘉紀(30=神戸)の名前を挙げ「ケガで悔しい思いをしている選手たちの思いも背負ってプレーしたい」と意気込んだ。

 ファオ・ザ・チームも強調した。10代で代表入りした際は、大きな理想を描き、国際Aマッチ出場でも「個人のプレーに期待していたところでの緊張感というのはあった」と振り返る。それでもケガなどで苦しんだ時期を経て、今は「日本代表のみなさんの期待に応えないといけないチームというか、そっちに対しての緊張感が高まっている」を語り、「(試合に)出る、出ないに関係なく、このチームで、このE―1を勝ち取りにいくために、自分ができる最善を尽くしたと思います」と誓った。

 長い海外生活では、同時期に欧州でプレーした日本代表の先輩たちとも交流を深めた。今回代表復帰した際も、激励のメッセージをたくさんを受け取ったという。その中にはドイツ1部のシャルケに移籍した主将のDF吉田麻也からもあったようで、宮市は「“選ばれたことに満足するだけじゃなくて、ここからもっともっと上を目指してほしい”という力強い言葉をいただきました」と明かした。

 3度目となる膝の前十字じん帯を損傷した際には、引退も宣告された快足FW。W杯メンバー入りへ最後のサバイバルとなるE―1選手権へ「自分はあまり野心を持ちすぎるとうまくいかないタイプ。まずはあしたの試合に最大限集中してやっていきたいと思います」と静かに闘志を燃やした。 

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