C大阪、コロナで指揮官不在の緊急事態 タガート起死回生の同点弾
2022年08月04日 06:00
サッカー
相手の日本代表DF谷口の裏へ抜け出す妙技で「リョウスケ(山中)のクロスを信じていた。走り込んでいれば必ずいいクロスが来ると思った」。途中出場の選手が得点するのは公式戦8試合連続。選手層の厚さを改めて証明してみせた。
指揮官不在の一戦には当然、不安もつきまとった。山中は「求心力がある小菊監督の下、勝ち上がってきた。(不在は)予期していなかった」と神妙な面持ち。だが試合前にはその小菊監督から直接メッセージももらい、束になって王者に挑んだ。タガートは「うちは先発の11人だけじゃない。サブも含め選手全員が勝利に貢献できる」と胸を張った。勝負の第2戦は10日。一丸となって敵地での勝利をつかみにいく。(八木 勇磨)