浦和 5発で19年準V以来の8強!モーベルグ&ユンカー2発“埼スタ無双”の予感
2022年08月20日 04:30
サッカー
ACLで優勝した07年と17年はホームで11勝2分け(4勝2分けと7勝)と絶対的な強さを誇ったが、今大会でも“埼スタ無双”を予感させる完勝劇。6―0で勝った13日のリーグ磐田戦に続くゴールラッシュでの快勝に、ロドリゲス監督は「気を緩めないで戦うように選手に伝えた。凄くいい入りができ、素晴らしいサッカーができた」と自賛した。
地の利を生かして勝利を手にした。声出し可能エリアとして約5000枚のチケットを販売。当初の4500枚は即座に完売し、500枚以上を追加で売り出した。そのかいもあって、集まったサポーターの大歓声と拍手が夜空に響き渡り、浦和の選手たちに勇気を、相手にはプレッシャーを存分に与えた。
中2日で準決勝まで3試合をこなす過密日程のため、ロドリゲス監督は後半開始時に3選手を交代。余裕のある展開で、コンディション面の不安もできる限り排除した。20日には準々決勝の組み合わせが決定し、準決勝までの2試合も埼スタで戦える。
GK西川は「今季は勝てない時にサポーターと話し合ったり、いろいろあった。久しぶりに自分のチャントを聞けて鳥肌が立った。一緒に戦う仲間として、素晴らしい雰囲気をつくってくれた」とサポーターに感謝した。赤に染まった会場で大きな後押しを受け、優勝にまい進する。