名古屋にけん責と罰金200万円 誤報告で川崎F戦中止「Jリーグの信用を毀損」

2022年08月30日 19:01

サッカー

名古屋にけん責と罰金200万円 誤報告で川崎F戦中止「Jリーグの信用を毀損」
Jリーグ
 Jリーグは30日、名古屋に対してけん責と罰金200万円の処分を科したと発表した。名古屋は7月16日に開催予定だった川崎F戦に関し、同月14日、管轄保健所から指導を受けたものではなく、名古屋の対応方針を是認されたものにすぎないのに、「新型コロナウイルス感染者の多発により管轄保健所から同日から3日間の活動停止の指導を受けた」とJリーグに報告。チェアマンにエントリー資格を有する選手はいないものと誤信させ、実施要項第13条第4項に定めるエントリー下限人数を満たさないことが明らかであるとして、Jリーグ規約第62条第2項第2号に基づき同試合の中止を決定させた。
 後日の調査によりチェアマンに誤った決定をさせたものではなかったことが判明したとはいえ、誤った報告に基づいてJリーグの最も基本的な活動である公式試合の中止を決定させたものであるから、「Jクラブの最も基本的な義務である公式試合の日程遵守義務を安易に回避したのではないかとの疑念を内外に生ぜしめたものであり、Jリーグの信用を毀損する行為にも該当する」と判断した。

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