神戸・大迫“半端ない”2発 J1残留へ逆転W杯メンバー入りへ「やっと万全の状態でサッカーができる」
2022年09月19日 06:00
サッカー
「長い間ケガをしていたけど、やっと万全の状態でサッカーができる。やっとチームの役に立てる」
慢性的な足の負傷でベンチ外が続いた。さらに14日のFC東京戦前日に捻挫。当初はベンチ入りする予定だったが、プランが狂った。だが1点を追う後半38分に左隅に同点PK。そして試合終了間際、武藤からのボールを少し浮かして右足ボレーで叩き込んだ。G大阪の名手、GK東口が一歩も動けない豪快弾だ。久々の試合のため後半開始からの出場になったが、吉田監督は「(捻挫は)今日のプレーを見てもらえれば分かるように問題ない。今回は時間限定だった前回の復帰(7月)とは違う。存在感、半端ないっす」と完全復活を断言した。
取材エリアでは「また頑張ります」のひと言だけ。ただ、その分はプレーで、得点後の咆哮(ほうこう)で語った。そして、それは史上初のベスト8を狙う森保ジャパンにとっても朗報だ。今回のドイツ遠征には負傷で選出されなかったが、万全の状態ならば不動の1トップ。まずはチームのJ1残留を確定させ、自身3度目のW杯へ向けコンディションを上げていく。(飯間 健)