Rソシエダード・久保 代表合宿に弾み!鬼プレスで公式戦2試合連続アシスト リーグ通算100試合飾った

2022年09月20日 04:00

サッカー

Rソシエダード・久保 代表合宿に弾み!鬼プレスで公式戦2試合連続アシスト リーグ通算100試合飾った
<Rソシエダード・エスパニョール>前半、先制ゴールをアシストし喜ぶレアル・ソシエダードの久保(中央) Photo By 共同
 【スペイン1部   Rソシエダード2―1エスパニョール ( 2022年9月18日 )】 スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)は18日、ホームのエスパニョール戦に先発出場し、前半17分の先制点をお膳立てし、2―1の勝利に貢献した。自身のスペイン1部リーグ通算100試合出場達成に公式戦2試合連続アシストで花を添えた。日本代表は19日からドイツ・デュッセルドルフで活動をスタートさせるが、合流前に弾みをつけた。
 久保の果敢なハイプレスが先制点につながった。前半17分、バックパスを処理した相手GKのトラップミスに反応。猛然と走り寄り左足でボールをかっさらう。転がったボールをFWセルロートが無人のゴールに蹴り込んだ。

 久保はボールを突いた後、相手GKの空振りしたキックを左足に浴びて横転。体を張った珍しい形でのアシストに「ディフェンスでも貢献できると示したかった」と胸を張った。今季リーグ戦では初アシスト。15日の欧州リーグ・オモニア戦で決勝点をお膳立てしており公式戦2試合連続アシストとなった。

 後半36分までプレーした久保は「特に前半は良い攻撃ができた。ファンも楽しんだと思うが、ピッチの中にいた僕も気持ち良かった」と満足そう。交代時にはファンの喝采を浴び「あんなに拍手をもらえるとは思っていなかった」と喜んだ。

 自身にとってスペイン1部リーグ通算100試合目。マジョルカ時代の19年9月1日、18歳でバレンシア戦に途中出場して以来積み上げた数字が3桁に届いた。日本人では乾貴士(166試合)に次いで2人目の到達となる。

 苦しんだ時期もあったが、レアル・ソシエダードに移籍した今季は輝きを放っている。2トップの一角で先発したこの試合でも前半15分、後半35分に左足でミドルシュートを放つなど積極的なプレーが光った。エル・デスマルケ紙がチーム最高の8点(10点満点)をつけるなど地元メディアも高評価した。

 この試合後にチームを離れ、日本代表のドイツ遠征に合流する。久保は「調子が良いので自信を持って参加したい」と充実感をにじませた。

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