横浜が3年ぶりJ1優勝に王手 水沼2発で名古屋に快勝 次節8日にも歓喜
2022年10月01日 20:57
サッカー
試合終盤になってもイレブンの足は止まらず、チーム得点トップのFWセアラに今季11点目、U―21日本代表の欧州遠征から戻ったばかりのMF藤田にも今季初得点が飛び出し、ホームの名古屋を圧倒した。さらに左足首の負傷で離脱していたFW西村が後半途中から、当初の見通しより早い3週間でピッチに戻ったのも朗報だ。「きょうは多少無理したけど、それ以上にこのメンバーで優勝したい、それに貢献できるんじゃないかという気持ちが上回った」。指揮官の打診に、首をタテに振った心境を明かした。
8日にG大阪に勝ち、川崎Fが清水に引き分け以下なら、3年ぶりのリーグ優勝が決まる。次戦からは3試合連続でホーム開催。今季11勝3分けと負けのないホームで、歓喜の瞬間を迎える可能性が限りなく高まった。それでも水沼は「次も変わらず、1試合にかける思いを表現したい」と、冷静に先を見つめていた。