J2徳島・新井直人 2点リード追いつかれ古巣の力実感

2022年10月18日 04:30

サッカー

J2徳島・新井直人 2点リード追いつかれ古巣の力実感
オーバーラップする新潟時代の新井(19年4月20日、東京V戦) Photo By スポニチ
 【“あの人”からおめでとうアルビ】J1昇格とJ2優勝おめでとうございます。新潟との対戦は自分にとって初めてでしたが、シンプルに負けたくなかったし知っている選手ばかりなので、お互いの良さを知り合っている分、不思議な感じでプレーしました。6月に対戦した時は至恩(本間)ともマッチアップしましたが、新潟にいた時に同じサイドでやっていたこともあるし、その時より成長していることも分かっていました。まあ至恩に何もさせることなくできたのは良かったです。
 8月のビッグスワンでのプレーは一番楽しみにしていたし、アウェーのロッカーに入った時は不思議な感じでした。あのスタジアムがつくる雰囲気は独特だし、アウェーだったけどやりやすい雰囲気で試合に入ることができました。新潟からしたら徳島は嫌な相手だったと思います。

 新潟の選手とはよく連絡を取り合っているので、アウェー新潟戦では徳島のホーム戦に来られなかったスタッフや達さん(田中達也コーチ)とかと話しました。達さんは自分のプレーも見てくれているみたいで、良くなったところを話してくれました。純粋に古巣と対戦できて楽しかったです。

 新潟はプロのキャリアをスタートさせたところだし、思い出はいろいろあり過ぎます。新潟を離れて2チーム在籍していますが、あのスタジアムで選手としてやることの誇らしさや、アウェーでも多くのサポーターがいてくれるって当たり前じゃないことを感じました。新潟にいた当時はサポーターの声で追い上げていく時にパワーをもらえた。逆に対戦相手としては、新潟のホームで2点リードを追いつかれた時にその力を感じさせられました。

 サポータの方々には新潟を離れてからもいろいろなメッセージをもらいますし、スタジアムに行った時もそうですけど温かく、いまだにサポートしてもらえているのは幸せなことです。いつかまた新潟の皆さんの前でプレーできる時が来たら幸せなこと。対戦相手だとしても見守ってもらえたらなと思います。

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