闘莉王氏 コスタリカは「Jリーグチームでも勝てる」相手だった…森保采配、一番の疑問点とは

2022年11月28日 18:12

サッカー

闘莉王氏 コスタリカは「Jリーグチームでも勝てる」相手だった…森保采配、一番の疑問点とは
元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏 Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏(41)が28日、公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」を更新。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組で、日本がコスタリカに0―1で敗れたことを受けて、森保一監督(54)の采配への疑問を語った。
 26日更新の動画では「これだけできれば間違いなく勝てる」として先制点の重要性を語っていた闘莉王氏だが、痛恨の黒星に「やっぱりサッカーは甘くないスポーツ。甘く見ちゃいけないと改めて思いました」と感想。コスタリカは「センターバックから見ても全然怖くない」「Jリーグのチームが戦っても勝てる」相手だとし、「日本はチャンスらしいチャンスは何もなかった」と不発に終わった攻撃陣を嘆いた。

 そして歴史的勝利を挙げたドイツ戦から先発5人を代えたことについて“ターンオーバーはいらない”と持論。「最初からベストの選手を出していけばいいんですよ。前半からチャンスらしいチャンスもないし、正直なところ、何で上田(綺世)選手を出してきたか?」と森保監督の采配に疑問。ドイツ戦で勝ち越しゴールを決めたFW浅野拓磨の名を挙げ、「その勢いのまま(先発で)出してればいい。何でそれをしないのか疑問に思う」と話した。

 堅守のコスタリカを崩すためには“後半勝負”ではなく「最初から一番状態の良い選手。一番能力がある選手を出していかないといけないんですよ」と闘莉王氏。キーマンに途中出場でチャンスメークしたMF三笘薫を挙げつつも、ポジションが低すぎたことを指摘し「3バックだから低くなる。一番勝負してほしい所まで行けない。4バックで前の位置に置かないといけなかった」と話した。

 森保監督はドイツ戦では3バックへのシステム変更や選手交代など強気の采配が次々当たった。“森保マジック”を絶賛されたが、闘莉王氏は「まぐれだったか、たまたまだったか。僕もよく分からない」と首をかしげる。「今回こそ森保監督の采配が裏目に出た。だから最初から勝負できる、必ず差を付けられる選手を選ぶべきだった」と持論を語っていた。

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