メッシ“呪い”破った 決勝T初ゴール 英メディア「C・ロナウドを置き去りに」 マラドーナさん超えも

2022年12月04日 12:27

サッカー

メッシ“呪い”破った 決勝T初ゴール 英メディア「C・ロナウドを置き去りに」 マラドーナさん超えも
<アルゼンチン・オーストラリア>前半、ゴールを決めて喜ぶメッシ(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 3日(日本時間4日)に開幕したFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の決勝トーナメント。アルゼンチンはFWリオネル・メッシの先制弾を含む2―1で豪州を破ってベスト8に進出を決めた。
 海外メディアは、メッシが“呪い”を破ったとして注目。英スポーツサイト「フットボール・ロンドン」は「メッシがW杯で奇妙な記録を破り、C・ロナウドを置き去りにした」と伝えた。

 クラブと代表合わせて1000試合目の節目となった試合で、今大会3得点目を挙げたメッシ。5大会連続で出場しているW杯では通算9得点となり、母国の英雄マラドーナさんの記録を超えた。さらに、決勝トーナメントでは自身初ゴール。過去4大会でも16強以上に進んでいたがゴールネットを揺らしたことがなかった。

 実はバロンドール(世界最優秀選手)を“分け合って”いるポルトガルのエース、C・ロナウドも5大会連続のW杯出場だが、これまで3大会進んでいた決勝トーナメントで得点を挙げていない。海外メディアでは「世界最高峰の2人はいずれもW杯の決勝トーナメントで得点していない」として不思議な記録としてしばしば取り上げられてきた。

 メッシは大会前、自身ラストのW杯出場を明言。それが、1次リーグでサウジアラビアに逆転され、まさかの黒星発進。32カ国出場となった98年以降、初戦で敗れたチームが決勝トーナメント進出したケースはわずか11%という崖っぷちに追い込まれたが、勝ち上がってきた。悲願のW杯賜杯へ、大きな意味のあるゴールになったのかもしれない。

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