森保ジャパン 名波氏、憲剛氏に入閣打診&リストアップ
2022年12月29日 04:55
サッカー
森保ジャパンはカタール大会で堅守速攻を武器に、ドイツ、スペインを撃破。一方で、コスタリカ、クロアチア相手にはボールを保持しながら崩しきれず、改めて攻撃面の課題が顕著となった。現役時代に創造性あふれるプレーと周囲との抜群の連係で攻撃を構築した名波氏は、欠点克服の適任者と言える。U―22日本代表の大岩監督との関係も良好で、両年代の“橋渡し役”も期待される。
また、関係者によれば、元日本代表MF中村氏もコーチの候補に挙げられているという。現役時代は攻撃サッカーを展開する川崎Fで司令塔に君臨。この日、森保監督が「アタッキングサードでチャンスをつくるところにたけている元選手、元コーチを招聘(しょうへい)できれば」と話したコーチ像にもぴったり当てはまる。両レジェンドの入閣が実現すれば、技術面だけでなく注目度でも大きなプラスとなることは間違いない。
◆名波 浩(ななみ・ひろし)1972年(昭47)11月28日生まれ、静岡県藤枝市出身の50歳。95年に磐田入りし、セリエA・ベネチア、C大阪、東京Vを経て08年に磐田で現役引退。引退後は磐田、今季終了まで松本の監督を務めた。日本代表では98年W杯フランス大会に出場。国際Aマッチ67試合9得点。
◆中村 憲剛(なかむら・けんご)1980年(昭55)10月31日生まれ、東京都小平市出身の42歳。03年から20年の現役引退まで川崎Fに在籍。引退後は日本協会のロールモデルコーチ、母校・中大のテクニカルアドバイザーなどを務める。日本代表では10年W杯南アフリカ大会に出場。国際Aマッチ68試合6得点。
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