J1鳥栖の小柳新代表取締役「まずは債務超過の解消」 開幕戦前に会見

2023年02月18日 14:14

サッカー

J1鳥栖の小柳新代表取締役「まずは債務超過の解消」 開幕戦前に会見
会見で意気込みを話すJ1鳥栖の小柳新代表取締役 Photo By スポニチ
 J1鳥栖の小柳智之新代表取締役(37)が18日、開幕戦前に会見し「まずは債務超過の解消」とクラブ経営の安定化を目指していくことを誓った。
 小柳新社長は社員として2010年にサガン・ドリームスに入社。昨年1年間は九州乳業で企業ブランディングなど経営面を学び、代表取締役としてクラブに戻ってきた。

 クラブは依然、債務超過を抱える厳しい状況で「2年かけてしっかり返していくことがまず今の直近の課題」と力をこめた。黒字化への営業活動の強化に関しては「今165社のオフィシャルスポンサーを200、300社にできるように」と目標を掲げた。

 育成組織への投資、サガン鳥栖のブランド向上などに取り組んでいくといい、「クラブのさらなる発展に貢献していきたい」と意気込んだ。

 退任する福岡淳二郎前代表取締役は「サガン鳥栖が26年目になりますけど、改めてここまで鳥栖をつないでくれた方々に感謝を申し上げたい」と話し「これからは佐賀県サッカー協会の会長としての立場、サッカーファンとして鳥栖の応援、支援を続けていきたい」と話した。また、一番印象に残っている試合として昨年のアウェー鹿島戦をあげ「4―4のスリリングな試合だった。川井監督の目指すアグレッシブなフットボール、こういうサッカーをやったらもっとJリーグが盛り上がる」と目を細めた。

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