京都・チョウ貴裁監督 鹿島戦完敗教訓「高い山を登ってやる」より「用具そろっているか」を気にした

2023年02月22日 18:08

サッカー

京都・チョウ貴裁監督 鹿島戦完敗教訓「高い山を登ってやる」より「用具そろっているか」を気にした
イレブンの練習を見つめる京都・チョウ監督(撮影・後藤 大輝)  Photo By スポニチ
 リーグ開幕・鹿島戦で敗れた京都のチョウ貴裁監督が“原点回帰”を誓った。同戦は試合の入り方が悪く0―2完敗。「就任した3年間で一番悪い15分だった。自分たちの本質を忘れた」と猛省し「監督として現実を受け止めて、次に向かいたい」と同じ失敗を繰り返さないことを強調した。
 本質とは球際や攻守の切り替え、ハードワークの部分。過去2年間で叩き込んできたベースだが、タイトル争いを目標に掲げる今季は『Rev up(速度を上げる、活性化させるの意)』をスローガンに、ボールをつなぎ、個の向上も求める。だが指揮官は登山に例えながら「高い山を登ってやるという気持ちよりも、用具はそろっているかとかを気にして、本質的なところが薄まった」という。選手とも話し合い、ベースを徹底した上で積み上げていくと説いた。

 25日にはリーグ・名古屋戦。「こないだのような戦いでは我々のリズムはでない。彼ら(名古屋)が嫌がることイコール自分たちがやってきたこと」。山の頂を見るために、苦い敗戦を糧にする。

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