【データスタジアム】A代表デビューのバングーナガンデが三笘と好連係 日本の新たな攻撃の形

2023年03月30日 04:55

サッカー

【データスタジアム】A代表デビューのバングーナガンデが三笘と好連係 日本の新たな攻撃の形
<日本・コロンビア>前半、競り合うバングーナガンデ佳史扶(左)=撮影・西海健太郎 Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本1-2コロンビア ( 2023年3月29日    ヨドコウ桜スタジアム )】 【コロンビア戦分析】先発デビューした左サイドバックのバングーナガンデは接触プレーもあり59分間の出場ながら、左MFの三笘と好連係を見せた。三笘へのパスはスローインを含め7本、三笘からのパスが6本とほぼ同数。右サイドでは菅原→伊東のパスが9本に対し、伊東→菅原は0本と偏りがあったのとは対照的だった。
 バングーナガンデが中央に絞り左サイドを上がる三笘にパスを供給した前半38分の場面は、日本の新たな攻撃の形を示した。逆に三笘がボールを持った際に内側や外側から追い越す場面も何度かあったものの、三笘から前方にパスが出ることはなく、その形は次戦以降に持ち越された。

 守備でも献身的な動きが光った。相手の攻撃から切り替わる「ボールゲイン」は伊藤の12回に次ぎ、日本のフィールド選手2位の7回。前半36分には短い時間でボールを2度奪い、相手右サイドからの攻撃を食い止めた。パリ世代からの新戦力発掘へ、楽しみな21歳が先陣を切った。 (記録課・矢吹 大祐)

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