サッカー・J1福岡FW山岸　相性抜群の京都戦で4戦連発狙う「結果にはこだわる」

2023年04月06日 20:48

サッカー

　J1福岡が6日、福岡市内で公開練習を行い、9日のホーム京都戦へ向けて取材に対応した。

　前日のルヴァン杯鹿島戦で敗れ公式戦の負けなしが「7」でストップ。ただFW山岸祐也は「これで崩れるチームじゃないし崩れちゃいけない。また気持ちを切り替えて全員で勝ち点3を目指していきたい」と意気込み、長谷部茂利監督も「また次のゲームからスタートが切れるように」と前向きに捉えており、1敗では揺るがないチームの自信と勢いを漂わせた。

　仕切り直しの京都戦。特に山岸は京都との相性は抜群で昨年もホーム、アウェーの2戦ともに得点し2タテに貢献する活躍でJ2山形時代も1試合2得点を決めている。

　現在、出場試合3戦連発中と好調。エンジンがかかってきた昨年のチーム得点王には京都戦での4戦連発に期待がかかる。「やっぱり前をやっているのでゴールアシストという結果にはこだわってやっていきたい。常にゴール前にポジションを取ってシュートを打てる位置への意識は強く持ちたい」。

　ルヴァンでは黒星がついたものの、リーグ戦は5戦負けないと不敗を継続中。山岸は「チームひとつとなってハードワークして戦ってくる。まずはそこで負けないように」と京都の印象を話し「相手DFにどれだけプレッシャーをかけられるかも勝負になってくる」。エースがゴールで勝利に導く。

　長谷部監督も「期待は大きい」とエース・山岸のゴールを心待ちにする一方で、京都については「速く攻める、切り替えの強度はリーグでトップ」と強い警戒感を口にした。
　「簡単に長所を出させないように、やられないようにしないと。でも受け身ばかりでは勝ち点を取るのが難しくなる。いろいろな角度から仕掛けていかなくては」。
　今季無敗のホーム戦で勝利をもぎ取る。