ブライトン・三笘　決勝アシスト！チームのリーグ戦最長5戦連続でゴールに絡み「ボーナスタイム」

2023年04月06日 04:50

サッカー

ブライトン・三笘　決勝アシスト！チームのリーグ戦最長5戦連続でゴールに絡み「ボーナスタイム」 — 相手選手と競り合う三笘（AP） Photo By ＡＰ

【プレミアリーグブライトン2ー0ボーンマス（ 2023年4月4日）】ブライトンの日本代表MF三笘薫（25）が4日、敵地のボーンマス戦で先制点をアシストして2―0の勝利に貢献した。ゴールかアシストを記録するゴール関与はリーグ戦5試合連続となり、クラブ最多を更新。欧州カップ戦出場権を懸けた終盤戦で輝きを増している。

　ピッチに立てば必ず結果を残す。地元メディアがクラブ新記録と報じたリーグ戦5試合連続のゴール関与。止まらない三笘は「調子がいいというよりも不思議な感じ。ボーナスタイムじゃないけど、そういうふうには思っている」と苦笑した。

　前半28分だ。ペナルティーエリア内の左でクリアボールを受けると、左足でグラウンダーの折り返し。FWファーガソンがゴールに背を向けながら左足のかかとで流し込んだ。

　「あれはエバン（ファーガソン）のクオリティー。見えたから（パスを）出したけど、入るとは思わなかった。あの体勢から（ゴールに）持っていけるのは凄い」と巧みに得点した18歳を称えたが、それも試合を通じて相手の脅威になった左サイドアタッカーの存在があってこそ。リーグ公式のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、地元メディア「サセックス・ライブ」はファーガソンの7点よりも高いチーム最高の8点を三笘に付け「インチ・パーフェクト（寸分の狂いもない完璧な）パスで先制点をもたらした」と称えた。

　公式戦全体に枠を広げれば、7試合連続となったゴール関与はシーズン終盤を迎えて重みが増す。FA杯は準決勝に進み、リーグ戦は来季欧州CL出場圏の4位と勝ち点4差の6位。その中での勝ち点3に「めちゃくちゃ大きい。もちろんそこ（CL出場権）は狙っている」と三笘。次節8日は4位トットナムとの大一番で「直接対決で勝てれば、優位に働く。しっかりと勝ちを狙っていきたい」と目を輝かせた。ボーナスタイムは、まだ終わらせない。