J2首位の町田 7連勝かけてホーム秋田戦 MF稲葉修土が古巣を警戒「特殊なスタイルを持つ相手」

2023年04月08日 04:45

サッカー

J2首位の町田 7連勝かけてホーム秋田戦 MF稲葉修土が古巣を警戒「特殊なスタイルを持つ相手」
町田MF稲葉修土 Photo By スポニチ
 今季無敗で6連勝中のJ2首位・町田は8日、ホームで5位の秋田と対戦する。ボランチで先発が有力なMF稲葉修土(29)は、昨季まで2年間その秋田の主力としてプレー。かつての仲間とピッチ上での再会に「知っている選手がたくさんいて楽しみ」と思いを巡らせている。
 秋田は7試合で4得点2失点という数字が示す通り、ロースコアの展開を得意とする。ボール保持にこだわらず、前掛かりになる相手の裏にロングパスを放り込み、少ない手数でチャンスをうかがう独特な戦い方を今季も継続。「チームとして特殊なスタイルを持つ相手。その辺を僕がいろいろと伝えながら対策している」。特に警戒する選手には「勝負どころを知っている選手」として、現主将のサイドバックDF飯尾竜太朗の名を挙げた。

 「カラーとしてひたむきな選手や、パーソナリティーが温かい選手が多い」という愛着の強いチームで、昨季は稲葉自身が主将を務めた。就任にあたり、現在も指揮を執る吉田謙監督からは手紙で要請されたという。「そういう伝え方をする監督は珍しいと思う。“どんなときもチームを引っ張ってほしい”と言ってくださった」。指揮官の願いに応え、先頭に立ち戦ったシーズンで「組織全体を見ることや、試合の流れを読む力は養われたかな」と自身の成長を実感している。

 町田は7試合で1失点の堅守を軸に、6勝1分けとスタートダッシュに成功した。「全員が一つの勝利、J2優勝という目標へいい雰囲気で努力できている」。各ポジションの競争が激しい中で稲葉は持ち味の守備力を生かし、2ボランチの一角で第4節から連続先発中。「ケガをせずに全42試合に出場し、勝利に大きく貢献していけるように」と意気込んだ。

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