J2首位の町田が初黒星 ロングスローから痛恨失点に黒田監督「シンプルにやるべき時間帯だった」

2023年04月08日 21:51

サッカー

J2首位の町田が初黒星 ロングスローから痛恨失点に黒田監督「シンプルにやるべき時間帯だった」
<町田・秋田>後半、カウンターを狙う町田FWエリキ(右)に体をぶつけ阻止する秋田DF阿部海大 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2リーグ第7節   秋田1―0町田 ( 2023年4月8日    Gスタ )】 J2首位の町田が、今季8試合目で初黒星を喫した。0―0の後半39分、自陣左サイド深くの相手ロングスローから、秋田DF阿部海大に今季チーム2失点目となる決勝ゴールを許した。クラブ記録を更新した連勝は6でストップ。勝ち点19で大分に追いつかれたものの、得失点差で首位は守った。
 青森山田の指導者から転身した黒田剛監督は、Jリーグ指揮8試合目で初の敗戦となった。「全勝なんてことはありえない。どこかで負けるということ」と悔しさは見せず。一方で「失点した以上、やるべき守備を最後の最後でやり切れなかったと言えるし、そうなる前にロングスローやCKを与えないよう、もっとシンプルにやるべき時間帯だった」と反省点を挙げた。

 長身FWミッチェル・デュークを故障で欠き、相手のロングボールを警戒した黒田監督は今季初めて3バックの先発布陣を組んだ。両チームがともに武器とするロングスローの応酬など、激しい空中戦が繰り広げられた中で何度か訪れた決定機を決めきれず、我慢比べで最後に屈した。昨季所属した古巣との対戦で、失点に絡んだ形のDF池田樹雷人は「あの時間も最後まで集中を切らさず、マークを見ること」と反省。今季最初の平日ナイターとなる12日磐田戦へ「連戦だし、連敗しないことが最低条件。落ち込まず次に切り替えて、顔を上げていきたい」と前を向いた。

 なお、この試合の前半8分には、秋田FW青木翔大のハーフウェー付近からのロングシュートをGKポープ・ウィリアムがはじききれずにゴールラインを一度割ったものの、VARがなく得点が認められないという場面があった。結果的に勝敗に影響はなく、秋田の吉田謙監督は試合後の会見で判定について言及しなかった。

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