福岡 アジア王者・浦和と激闘スコアレスドロー DF奈良「悔しさが大きいのは成長」
2023年05月20日 19:35
サッカー
後半18分にはルキアンからのクロスを頭で合わせたFW佐藤凌我(25)が決定的シュートを放つも相手GK西川が好セーブ。同20分には紺野のクロスに合わせたFW山岸祐也(29)の強烈ヘッドがポストに阻まれ、決定的場面を確実に作ったが、わずかに得点には届かなかった。
守備では2戦連続で0封と堅守を取り戻し長谷部茂利監督(52)は「引き締まったゲームになった」と内容を評価。一方、ゴールに迫りながらも得点を奪えなかった攻撃面に「最後の質を痛感」と課題をあげ「選手とともに挑戦していきます」とさらに努力を重ねていくことを誓った。
奈良は守備で奮闘する前線の選手たちのハードワークが無失点に大きく貢献していることを強調し「前の選手たちに頭が下がる」と感謝。佐藤らがあと一歩で得点を奪えていないことに「本人が一番悔しいと思う。得点で守備の頑張りが報われてほしい」と強く願っていた。