森保ジャパンに古橋復帰！三笘、久保と各リーグで日本人最多得点記録を樹立した3人がそろい踏み

2023年05月26日 04:35

サッカー

森保ジャパンに古橋復帰！三笘、久保と各リーグで日本人最多得点記録を樹立した3人がそろい踏み — 古橋亨梧 Photo By スポニチ

　日本サッカー協会は25日、6月の国際親善試合2試合に臨む日本代表メンバー26人を発表し、今季スコットランド・プレミアリーグMVPのFW古橋亨梧（28＝セルティック）が昨年9月以来となる復帰を果たした。リーグトップの25ゴールを挙げている1トップ候補とともに、プレミアリーグ7ゴールのFW三笘薫（26＝ブライトン）、スペイン1部9ゴールのMF久保建英（21＝Rソシエダード）と各リーグで日本人最多得点記録を樹立した3人がそろい踏み。“欧州最高実績トリオ”の結成で、森保ジャパンのさらなる進化を目指す。

　スコットランドの今季MVPが、満を持して約8カ月ぶりに日の丸のユニホームを身にまとう。昨年のW杯ではメンバー選出を期待されながらも落選。第2次政権では初めて古橋に声を掛けた森保監督は「チームで存在感のあるプレーをしている」と招集の理由を説明。3月の活動では1トップの選手に得点は生まれなかっただけに「彼には得点を期待している。ゴールを狙える、ゴールチャンスをつくるという場面に多く絡んでほしい」と語った。

　今季公式戦31得点の古橋を筆頭に、同10得点の三笘、同9得点の久保という3人合計公式戦50得点をマークした“最強の矛”で得点力に磨きを掛ける。W杯カタール大会よりポゼッションを志向する第2次政権で、右サイドに縦に速い伊東に代わって久保が入ることでボール保持率アップが狙える上に、それぞれが得点できて決定機もつくれる。指揮官は「ボールを持ちながらも相手の背後をとったり、シュートチャンスにつなげる部分はさらに出していきたい」。先発で同時出場すれば初めて。それぞれ途中出場だった22年6月のチュニジア戦以来2度目となる3人の“化学反応”にも期待した。

　「W杯後としては2度目の活動になる。ホームでの戦いなので、喜んでいただけるように勝利を目指してチーム一丸となって戦いたい」と森保監督。24年アジア杯優勝、そして26年W杯北中米大会への仕切り直しという意味でも、好調トリオの攻撃力を最大限に発揮して3月にできなかった第2次政権初勝利も目指す。