森保一監督 指揮官最大のピンチは?「解任になって終わりと」 堂々のたたずまいに栗山英樹氏感服

2023年06月12日 14:29

サッカー

森保一監督 指揮官最大のピンチは?「解任になって終わりと」 堂々のたたずまいに栗山英樹氏感服
日本代表の森保監督 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表の森保一監督(54)が、11日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後10・00)に出演し、ベスト16に進んだ昨年のW杯カタール大会の臨戦過程を振り返った。
 3月のWBCで侍ジャパンを世界一に導き、退任した栗山英樹前監督(62)と、9月からのパリ五輪予選を控えるバレーボール女子日本代表の真鍋政義監督(59)との鼎談。栗山氏が「監督としての最大のピンチは」と切り出した。

 すると森保監督は、本大会よりも前に、苦戦が続いたアジア最終予選を挙げた。序盤3試合でまさかの1勝2敗。「1敗した時点で、初戦だったのでこれはひょっとしたら解任かなと思いながら。3戦目にまた負けてしまって、“解任ということになって、終わりかな”と思ってました」。更迭される覚悟を決めていたことを明かした。

 しかし、後悔はなかったという。栗山氏から「やるべきことをやって向かっていったので、困っているとかいう感覚はないですよね?」と確認されると、森保監督は「まったくなかった。自分のやれることは出しきって、これまで来られているので、そこは自分の力が足りなかったということで、自分の中には腹落ちしてくる」と胸を張って返答。「監督としても、そうじゃない役割になっても、すぐ切り替えが付くような心境ではいつもいます」と心構えを語った。

 本大会では選手交代の采配がピタリと当たり、ドイツやスペインを破るなど堂々たる戦いで1次リーグを突破。列島を熱狂に包んだ。栗山氏は、「試合でしか監督の姿を見ないですけど、ドーンとしてるというか、自分らしくいられるというのは(良かった)。僕はそれからWBCに向かったので、すごく監督の姿は参考にさせてもらった」と、森保監督のたたずまいが背中を押してくれたことに感謝していた。

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