三笘薫 幼少期の夢は「歌手になりたかった」 子供たちの質問に赤裸々告白
2023年06月26日 04:44
サッカー
今や押しも押されもせぬ世界トップ選手となったが、アイドルとして“推し活”される可能性もあった。プレーでは満員のスタジアムを何度も沸かせているが「ライブを見ると、あれだけの人数が自分の声で盛り上がっているのを見て、そういう希望はあった」と普段は見せない素の一面を見せた。
オフシーズンだからか、舌も滑らかだった。代名詞となっている「ドリブル」については「今でも1対1でボールを取られるのが怖い。自信のないときはバックパスしています」と赤裸々に告白。ドリブルを武器にしたいという少年には、練習の大切さを説くとともに「怖いときは仕掛けなくていいし、仕掛けられる時に仕掛ければいい。自分の中で自信を付けてほしい」と三笘流のアドバイスをした。
コロナ禍ではなかなかできなかった交流イベントを通じ、改めてサポーターに支えられていることを実感。8月11日に開幕する新シーズンについて「ELで活躍すれば自分の可能性も広がるし、もっと高いところに行ける」と決意を新たにしていた。
【三笘に聞く】
――初の著書になる。反響は。
「(初版)5万部に驚いている。多くの方からメッセージをもらった。買っていただけてうれしい」
――英国ではドリブルをテーマにした卒業論文が注目された。
「卒論の質問を受けるたびにまたこれかと思うが、珍しいので仕方ない。ドリブルが抜けなくなったらそういうことも言われなくなるかも(笑い)」
――W杯で「三笘の1ミリ」が話題になった。
「凄く注目された。その言葉がいろいろなところに影響しているのでうれしい。W杯が大きな力を生むんだと実感している」
――試合がない日は何をしているのか。
「オンオフを切り替えなくてもいけるタイプ。オフの日でもサッカーのことを考えても苦にはならない」
――帰国後に旅行に行ったか。
「代表が終わってからまだ行けていないので、数日後からはリラックスしたい。行き先は言いませんけどね」