【Jトピ~データで読み解く】横浜DF松原 今季2発目「年1ゴラッソ」

2023年07月05日 06:00

サッカー

【Jトピ~データで読み解く】横浜DF松原 今季2発目「年1ゴラッソ」
横浜DF・松原健 Photo By スポニチ
 首位横浜のDF松原健(30)が2日の湘南戦で、自身初となるシーズン2得点目を挙げた。右サイドバックの松原が年1回のサイクルで決めてきた弾丸ミドルが、今季は3月に続き再びさく裂した。
 松原は湘南戦の前半6分、左からFWエウベルのパスを前方にトラップし、ペナルティーアーク手前やや右から抑えを利かせた強烈シュート。ボールは相手DFの間をすり抜け、GKも対応できない速さでゴール左に吸い込まれた。松原の先制弾で勢いづいたチームは4―1で快勝。優勝した昨季の最多に並ぶ6連勝をマークした。

 右サイドバックを主戦場とする松原は大分と新潟を経て、17年に横浜に加入した。同年にJ1初得点をマークして以降、昨季まで6年連続でシーズン1得点。その多くが鮮やかなスーパーゴールで、自他ともに認める「年1ゴラッソ」が松原の代名詞となっていた。

 今季は3月の鹿島戦で、すでに発動している。この時もエウベルが左から通したパスに、逆サイドから助走をつけて走り込んだ松原が右足でダイレクト。地をはうような軌道の高速シュートが、内側から左サイドネットに突き刺さっていた。

 松原の横浜加入後のPA内外のシュートと得点数は表の通り。7シーズン全てでPA外シュート本数がPA内を上回っており、今季に至っては6本全てPA外から。J1通算8得点のうち6点、20年以降の5点を全てPA外から決めている。

 今季の横浜は左からエウベルとFWアンデルソン・ロペス、FWヤン・マテウスというブラジル出身最強3トップが前線に君臨。ゴール前では相手が3人を警戒する中で、忘れた頃にFW顔負けの右足を持つ松原が後方から突き刺す。今季はさらに3回目、4回目の「年1弾」が飛び出すかもしれない。
(データ提供・データスタジアム)

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